他吃了午饭。 |
彼は昼食を食べた。 |
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行為者が箸を置いて食べ終わったことを発話者が認識していて発せられる文となります。
時間詞を使うと時態助詞が動詞が表す動作・行為自体の「実現・完了」を表現していることが判ります。
昨天他吃了午饭。 |
昨日彼は昼食を食べました。 |
今天他吃了午饭。 |
今日彼は昼食を食べました。 |
明天他吃了午饭,他就去看电影。 |
明日彼は昼食を食べたら、映画を見に行きます。 |
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他吃着午饭。 |
彼は昼食を食べている。 |
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行為者が食べている最中ということを発話者が認識していて発せられる文となります。
特定の時刻を表す表現が接続すると動詞が表す動作・行為自体が「継続」していることを表現していることが判ります。
昨天你来的時候、他吃着午饭。 |
昨日あなたが来たとき、彼は昼食を食べていました。 |
现在他吃过午饭。 |
いま、彼は昼食を食べています |
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他吃过午饭。 |
彼は昼食を食べたことがある。 |
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行為者が食べた経験があることを発話者が認識していて発せられる文となります。
“昨天他吃了午饭。”は経験といえば経験ですが「昼食を食べる」という行為は日常の習慣なので、
あえて経験として表現することは稀ですが特別な昼食であれば下のような表現もあります。
他在一流大饭店吃过午饭。 |
彼は一流ホテルで昼食を食べたことがあります。 |
他在柬埔寨吃过午饭。 |
彼はカンボジアで昼食を食べたことがあります。 |
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她买了东西。 |
彼女は買いました。(彼女は買い物をしました) |
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行為者が買い物をし終えたことを発話者が認識していて発せられる文となります。
時間詞を使うと時態助詞が動詞が表す動作・行為自体の「実現・完了」を表現していることが判ります。
昨天她买了东西。 |
昨日彼女は買い物をしました。 |
今天她买了东西。 |
今日彼女は買い物をしました。 |
明天她买了东西,她就去看电影。 |
明日彼女は買い物をしたら。、映画を見に行きます。 |
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次は“她买着东西。”「彼女は買い物をしています。」としたいところですが、この文は成立しません。
日本語では「買い物をしている」と表現し、買い物を目的とした外出から、お店に入り、商品を選びお会計をして帰路につくまでを
表すことができますが
中国語の“买”には「会計する、契約する、手に入れる」というニュアンスが強く、洋服を買っているのであれば10分であろうと
3時間かかろうと“买”で表せるのは現金をやり取りする瞬間だけです。
「瞬間」的なことなので「継続」するわけがなく“她买着东西。”は成立しません。
この理屈は“来”や“去”さらに“旅行”にもいえることなので“她去着买东西。”も成立しません。
この場合、中国語では“她在买东西。”“她出去买东西。”“她刚好出去买东西。”などと表現する必要があります。 |
她买过东西。 |
行為者が買い物をした経験があることを発話者が認識していて発せられる文となります。 |
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“昨天她买了东西。”は経験といえば経験ですが「買い物」という行為は日常の習慣なので、
あえて経験として表現することは稀ですが特別な買い物であれば下のような表現もあります。
她买过电脑。 |
彼女はパソコンを買ったことがあります。 |
她在瑞士买过东西。 |
彼はスイスで買い物をしたことがあります。 |
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