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結之介の中国語講座 > 中国語発音 > 第19課 語気助詞の音変化 |
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語気助詞は文末に置かれて文の語気を表す品詞で、その中に語気を和らげる“啊”があります。 語気を和らげるとは日本語では「これを見なさい」を「これを見てください」「これを見てくれる」「これを見てね」などと語尾に変化を持たせ口調をやわらかくするをいいます。 中国語では言葉自体を変化させる事はできないので、文末に語気助詞を置いて表現します。 この語気を和らげる“啊”ですが、「言葉」としての役割が薄いため前の音節の母音によって発音しやすいように変化することがあります。 また、文字にしたときに発音の変化に伴って文字も変化することがあります。 これは、いちいち覚えなくても前の音節に続けてa を発音すると自然に音が変化するので、法則というよりは発音しやすくした慣習ですから自然に身につくと思います。 ただ、音の変化と共に漢字も変化することを覚えておきましょう。 因みにですが、語気を和らげる語気助詞と書きましたか、この語気助詞は軽声です。 語気助詞があるといっても語気助詞に力をこめて発音すれば、言葉自体がきつく相手に伝わります、極端に言えば命令や脅しにも取られる可能性があります。軽声は明くまでも軽く短くです。
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