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結之介の中国語講座 > 中国語発音 > 第8課 子音についての予備知識 |
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中国語の子音は全部で21個あります。舌の位置と息の出し方が発音のポイントとなります。 舌の位置の分類として7分類。息の出し方として5つに分けることができます。
一番上の段は発音のときに発生する息の性質を表し、 一番下の段は発音のときの息の出し方または出て行く場所を表しています。 この後、分類別に学習しますが注意するところは、息の性質の「濁音」と「清音」ですが 日本語の濁音、清音とは違いますので気をつけてください。 中国語の音は日本語の音と似ていても全くの別物であることを念頭に置いておきましょう。
中国語には「無気音」と「有気音」という息の使い方(息の性質)があります。 まず、日本語の子音パ行、カ行、タ行を発音してみましょう。 これらの子音はそれぞれ器官のどこかを突き破って出てくる破裂音または破擦音です。 パ行は唇で息を突き破る破裂音、 カ行は喉で息を突き破る破裂音、 タ行は舌と上あごで息を突き破る摩擦音音となります。 この、息の出し方の破裂音または摩擦音の時に 息を控えめに出しながら破裂音または摩擦音を出すことを無気音、 息をパッと激しく出すて破裂音または摩擦音を出すことを有気音といいます。 破裂または摩擦させる場所は子音の分類によって違います。 無気音と有気音は舌の位置によって唇歯音を除く6つに分類されそれぞれに無気音と有気音のペアが存在します。 中国語の特徴的な音なのでしっかり、発音の仕方を理解し、発音の仕分け、聞き取りができるようにしましょう。
無気音の場合ティッシュペーパーは揺れません。 有気音の場合ティッシュペーパーは揺れます。 もう一つ手の甲でも練習できます。有気音より無気音のほうが難しいかもしれませんね。 ま、発音は聞いて口に出す。の繰り返しあるのみです。 正直、聞き分けるという作業は難しいかもしれませんが、このページでの説明と発音練習で 発音し分ける作業に留意しましょう、気にかけながら発音していれば徐々に聞き分けも なんとなく、であっても認識できるようになります。 鼻母音も無気音、有気音も完璧に聞き分けができなくとも、発音がしっかりできれば語彙力と中国語の語感で会話上は理解できてくるので御安心を、しかし聞き分けもしっかり練習しましょう。
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