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結之介の中国語講座 > 中国語基本表現・語法 > 動作の回数時間を補足説明する 数量補語 |
解説内容: | ・数量補語 ・基本文型 ・時量補語と“了” ・時間経過の時量補語 |
補語とは、動詞や形容詞の後ろに置かれて動作・行為の状況や性質、状態を表します。 補語には、結果補語、方向補語、様態補語、可能補語、数量補語、程度補語があります。 数量補語とは、何でしょう。 数量補語とは、動詞の後ろに置かれ動作・行為の回数または継続時間を表す数量詞をいいます。 結果補語に使われる数量詞は動量詞と時量詞で、そのまま動量補語、時量補語と呼ばれます。 書籍によっては、動詞の後ろに置かれる数量詞ということで比較文の比較結果の差を表す数量詞を差量詞として差量補語と称し 数量補語に加えることもありますが、差量詞は動量詞、時量詞、時量詞にまたがり、かつ比較文専用なので、この講座では除外し 時量補語、動量補語の2本立てにしたいと思います。
これから文型を確認しますが、ある程度段階的に中国語を学習していれば自然と身に着く内容です。 語がない場合、動量補語と時量補語は文中での位置は同じになります。
単語を入れて確認しましょう。
目的語があると動量補語と時量補語で語順が変わります。また動量補語の場合、目的語によって文型(動量補語が置かれる位置)が違います。
単語を入れて確認しましょう。
時量補語の場合は条件なく文型は2パターンです。
単語を入れて確認しましょう。
動詞が繰り返される理由に関しては明確な文献を見た語とはありませんが、中国語の時間の継続・持続と関係するように思います。 時量補語は動が継続・持続した時間も量なので動詞の直後に置く必要があると小生は個人的に解釈しています。
“了”には時態助詞“了”と語気助詞“了”の二つがありました、この2つ“了”と時量補語がある場合の文型は下のようになります。
単語を入れて確認すると下のようになります。
2と6、3と7、4と8はそれぞれ目的語の位置が違うだけで意味は同じです。
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